ギャップを埋める学習法①
前に書きました、入門編と応用編のギャップ。
この間(CEFRで言うとこのA1.1→A1.2→A2〜あたりか?)を埋める方法はそれはいくらでもやりようがあるんですが、英語にせよ他の外国語にせよ、これまでNHKテキストと市販の語学教材でやりくりしてきた私にはなかなかそのイマジネーションが至らなかったなぁと(^_^;)思うわけです。
まぁ普通に考えられる方法として…
①アンスティチュ・フランセなどのフランス語スクールを利用する。
②アンスティチュ・フランセなどの通信教育を利用する。
③自力で適正なレベルの文法、リーディング、リスニング、作文、音読などの語学教材を選び独学する。
(・。・;…
①②は自分のレベルやスキルアップしたい技能に合わせた講座が選べますがお金かかり、③は手間というか教材を見る目が必要です。
そこでオススメするのが、
④検定試験の受験勉強する。
…です。まずは仏検の5級から始めると良いでしょうが、NHK入門編を何度かやってる人、清岡フラ語を一通り学んだ人なら4級からでも良いかもしれません。
毎年、過去問を使った公式本が出る他、各社から対策本は豊富にあります。
が!、公式本でなんとかなるのは3級(A1)まで。そこからは公式本では問題量が足りないので、ちょっとドSで「完全予想」な問題ではないかもしれない(笑)けどしっかり鍛えられる「完全予想シリーズ」で補うとか、それこそ③の努力も必要になるかもしれません。
↑一歩間違うと自信をなくしそうになりますが、確実に実際の試験より上のレベルなので、公式本で実際のレベル、出題傾向を確認しつつ、これで鍛えると良いかと思います。
ただ、仏検もパーフェクトではありません。前置詞、代名詞、動詞活用といった文法や長文読解や聞き取りは網羅してますが、四技能の実用的な部分では足りないところも多いです。
実際、こうやって仏検を使ってスキルアップを図ってきて準2級まで取得した私も「文法好きだけど会話できない」「ナチュラルスピード聞き取れない」「作文できない」というダメダメぶりに今も悩まされてるところです。
そして2級はさらに高ーい高ーい壁…_| ̄|○ il||li
出題形式がかなり仏検とは違うDELFもやってみるのがいいかもしれません。文法よりも四技能の実用的な運用力を試されますし、何より問題文もすべてフランス語(^_^;)…私もA2挑戦を考えているんですが、問題文の意味がわからずタジタジ…
さらにDELFは全国のアンスティチュ・フランセなどが試験会場と、気軽に受けやすいのに、日本で出版される対策本がほぼゼロです…_| ̄|○ il||li
↑didierとmaison des languesのテキスト、あと手に入りやすいのはhachetteのと、didierの旧版かな?
現地のテキストでしたらAmazonや丸善洋書コーナーやフランス専門書店欧明社の通販などで手には入ります。…が、またこれがなかなかクセ者で(笑)。日本の資格試験対策本とは文化が違うというのか…
過去問や模擬試験がズラッとあるわけではなく、そのレベルの問題を解くためのカギはこうだ〜とか、〜について語る…みたいなテーマ別構成だったりとかして、試験対策本をイメージしてるとちょっと面くらいます(笑)。