vendeur_de_fromage 外国語のお時間

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NHK講座〜入門編と応用編のギャップ

NHKは数年前、まいにちフランス語講座において疑似通年制を組んで【入門編】枠を①入門編と②初級編(後期入門編)として続けて学習を深められるようにしていました。大木充先生の講座だったと思います。もっともこの講座は文法よりも口語表現に力を入れていたので文法的に通年的カリキュラムを組んでたかというと違うかもしれません。

 

あまり知られてないと思いますが、実はその頃、半期飛びでテレビでフランス語も講師と芸能人ゲストを継続投入して連続性をもたせた構成になっていました。これが私が受講していた姫田麻利子先生の講座です。


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実際、多くの学習者が入門編と応用編のギャップを感じています。入門編を2〜3年やってるのに応用編はチンプンカンプンだ、と感じる人も多いのではないでしょうか?

 

今のラジオ講座入門編は講師によってレベル設定が違い曖昧だと感じます。最初心者をターゲットにしてるのか、既習者をターゲットにしてるのか…。まぁ以前のテレビ講座はターゲットを絞らず広く使えるようにしていたのでちょっと方向性は違いますが。

 

15分×週3回×半年は学習者目線では仕事しながらやるにはこれはこれで大変でしょうが、カリキュラム的にはA1レベルをクリアできる時間ではないと思います。そもそもA1て仏検5級ではなく3級なんです。今のラジオ講座やっても半年じゃせいぜい4級レベルにしか上がれないんじゃないでしょうか?

 

今一度、NHKさんには疑似通年制で前期に入門編、後期に初級編の構成で、1年終わっで仏検3級、DELF A1が受けられるところまでもっていってほしいものです。

 

さらに応用編も、もうひと工夫ほしいところ。以前の福島祥行先生の講座や清岡智比古先生の講座(どちらもパートナーはマリーヌ・ジャコブ先生ですね)みたいな中級というか初級文法おさらい講座を年に一度は入れてほしいと思います。

 

さて、9月号のテキストが発売されました。後期の案内が載っていますよね。後期は応用編は新作になります。さあて、誰かなぁ(●´ϖ`●)

 

Σ(゚∀゚ノ)ノキャー清岡智比古センセキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!